茶白のうに♂とヘンテコ顔わ子とハンドメイドな日々

うに店長 「わ子ちゃん、今日はお客さん来ましたか?」

わ子 「来ません!今日も昨日も一昨日もまたその前もお客さん来ませんっ!!」
うに店長 「うわぁ!びっくりした。わ子ちゃんちょっと落ち着いて下さい。」

わ子 「お金が残り少ないです。店長、裏山に行って山菜を採って来てください。今晩のおかずは山菜の天ぷらにしましょう。」
うに店長 「熊やマムシと遭遇したらどうするんですか?春のお山は危険がいっぱいですよ。」

わ子 「パートさんのお父さんは山菜採りに行って、マムシを捕獲して家に持ち帰り黒焼きにして食べたそうです。」「身体にいいからとパートさんも無理やり一切れ食べさせられたみたい。思い出すたび泣けてくると言ってました。」
うに店長 「それはワイルドなご家族の心温まるお話しですね。」
わ子 「そこまで店長もワイルドになれとは言いません。でもマムシをまたぐくらいの勇気は必要ですよ。」

うに店長 「ぼくは、マムシにお股を咬まれたくないです。」
わ子 「では今晩のおかずは冷蔵庫の残りものです。山菜は私が明日にでも採って来ます。ったく・・ 」
